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#004【アスリート】向上心から生み出される内発的な行動をしよう


今回のテーマは『内発的な行動をしよう』というです。



私自身、中学時代にバスケットボールをやっていた頃、監督から「行動が遅い!」という叱責を受けたことがあります。ふとそんなことを思い出したので今回のブログテーマとしました。



<こんな人におすすめ>


  • 自分で進んで練習できない...

  • プロとか強豪校ってどんなマインドなの?

  • 監督がいないと練習サボってしまいます。

というような人はぜひ何か参考にしていただけると幸いです。


 

1. 内発的な行動をできる強者たち


近年ではYouTubeやらSNSを通じてトップアスリートや強豪校の練習やトレーニング風景などを見ることができるようになりましたね。


そんな中でよく僕が感じるのは、強い選手や強豪校ほど練習中の行動が早いんですよね。簡単な言葉でいうと "当事者意識が高い" ように感じます。


誰よりも早く練習場所に来て、比較的遅くまで自主練習をして、練習中の1つ1つの行動も素早いように感じます。


以前紹介した現在プロバスケットボール選手を目指す大学の同期も大学のときから同じような行動をしていたことを思い出します。



このような行動は、単に外部からの指示に従っているのではなく、「どこよりも強くなりたい」という内発的な動機に基づいています。


彼らはミスを恐れず、常に挑戦し続けることで、自己向上を図ります。

そんなマインドのアスリートは、やはり強いです。


この世界は結果がすべて 『努力してます』 『一生懸命やってます』 『僕は必死に頑張っているんです』 そんなコトは クソしてケツ拭くくらい当たり前のコトだ… そんなモンひけらかしたトコで… 返ってくるのは 薄っぺらい同情と慰めぐらいだ… そこには 歓喜も 称賛も ねえ!! 『バチバチ』佐藤タカヒロより

 

2. やる気は後付け


とはいえ、「やる気が出ない」そんな時は必ずあるはず。


「今日の練習やる気出ないわー」「なんかだり〜」「監督来ないからいいや〜」そんなセリフを中学の時は結構履いていた記憶があります。だから弱かったのかもしれません。



「やる気が出ない」と感じることは誰にでもありますが、重要なのは「行動を起こさないとやる気が出ない」という事実です。



S&Cコーチを職として活動する今だから言えることは、”やる気” というものは存在しません。


「やる気がないから行動できない」のではなく、「行動を起こさないからやる気というポジティブな気持ちが現れない」のです。



これは具体的な研究でも明らかになっていることです。大学2年生くらいのときに教授に勧められて読んだ『海馬(池谷裕二・糸井重里)』だったと思いますが、すごく印象的だった記憶があります。


やる気という気持ちを生み出すのは脳の側坐核(脳の左右真ん中付近にひとつずつ存在)という部位です。この神経活動が起こるとやる気が出るそうなのですが、そのときに必要になるのがある程度の刺激なのだそう。


つまりは、何かしらの具体的な身体運動を行うことで脳に信号が送られ、それをやっているうちに側坐核が興奮していきます。これによって気分が向上し、集中し始めます。これがいわゆる "やる気" という気持ちなのでしょう。



つまり、まずは行動を起こし、その過程でやる気を見つけるのです。



 

結論


成功への道は、外部からの圧力や期待に応えることではなく、自分自身の内発的な動機から行動を起こすことにあります。


強いマインドを持つアスリートは、自分自身に課せられた目標に向かって、自主的に、そして積極的に取り組みます。


このような内発的な行動が、最終的に大きな差となり、成功へと導くのです。



「向上心から生み出される内発的な行動をしよう」というメッセージを心に留め、自分自身で練習に取り組むことの価値を再認識しましょう。


自分から行動を起こすことで、やる気も後からついてくる。このサイクルを理解し、実践することが、あなたを成長させる鍵となります。


 

以上、『向上心から生み出される内発的な行動をしよう』でした。



いつもブログをご覧いただきありがとうございます。何か参考になることがあれば嬉しいですし、参考にしていただかなくてもそれはそれでOKです。信じるものは自分で決めてください。


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もし気に入ったエピソードがあれば『いいね』『コメント』『SNSへのシェア』などよろしくお願いします。


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