今回のテーマは「自分が変わったと感じる瞬間」についてです。
私たちはしばしば、モチベーションが上がった瞬間や、ある人に会ってやる気が湧いた時、特定の出来事がきっかけで自己変革を遂げたと感じることがあります。
でもぶっちゃけそれは勘違いなのかもしれません。
私たちはよく、「モチベーションが上がった」「やる気が出た」という瞬間をSNSや日常会話で共有します。大学時代、私も同じような言葉を使っていたことを覚えています。
しかし、このような表現には注意が必要です。
実際に「自分の中で何かが変わった」と感じることは、実際には私たちの主観に過ぎません。
変化は、実際の行動がともなって初めて他人にも認識されるものです。
私が大学で学んだ重要な教訓は、変化は自分で感じるものではなく、他人が認めるものだということです。大学の恩師にこんなことを言われました。
『自分の中で何か変わっても変わったと思って いるだけだし、自己満にしか過ぎません。"変わった"というのは周りの人間が思うことであって自分の判断ではないからね。
と目をしっかりと見て言われました。イラッとするどころか、真理過ぎてぐうの音も出ませんでした。
「自分の中で何かが変わった」という感覚は、しばしば行動に移る前の、まだ何も変わっていない状態を指します。
本当の変化は、具体的な行動を起こし、それが継続することで周囲からも認められるようになることです。
例えば、ダイエットを決意した瞬間は「自分の中で何かが変わった」と感じるかもしれませんが、実際にジムに通い始めたり、食生活を改善したりすることで、初めてその変化は現実のものとなります。
そして、その努力が結果として現れたときに初めて「変わった」と実感できるのです。
つまり、「変わる」とは、ただ思うだけではなく、実際に行動を起こし、それが継続することで初めて成し遂げられるものです。
変化を感じたら、それを行動に移し、周囲からの反応を得ることで、本当の意味で「変わった」と言えるのではないでしょうか。
以上、『向上心から生み出される内発的な行動をしよう』でした。
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