Episode#2|この曲を作ろうと思った理由
- Honda Souta

- 1 日前
- 読了時間: 3分
「なんで急に曲なんですか?」
この質問、昨年も今年も、何度もいただきました。
そりゃそうですよね(笑)
確かに、普段はS&Cコーチとして学生アスリートを中心にトレーニング指導をしています。
音楽を専門に学んできたわけでもなければ、アーティストとして活動してきたわけでもありません。
なんなら、ピアノの「ド」の位置すら分からない人間ですからね...。
それでも、今年も指導校の選手たちへ向けて、一曲を作ろうと決めた理由があります。
これまで、たくさんの試合を見てきました。
勝って涙を流す選手。
負けて泣き崩れる選手。
ベンチで声を枯らす選手。
コートに立てず、悔しさを押し殺す選手。
その姿はすべて、本気で積み重ねてきた時間の証です。
だからこそ、試合前になると、どれだけ実力がある選手でも、不安になります。
「勝てるかな。」
「今日はダメかもしれない。」
「やっぱ試合になると自信がなくなります。」
そんな言葉を、何度も耳にしてきました。
でも、僕はずっと思っていました。
その不安を消してあげることはできなくても、
「ここまで積み重ねてきた自分を信じてほしい。」
その一言だけは、伝え続けたい。
普段の指導でも、「大丈夫!」「できる!」「やるだけ!」
そう声を掛けます。
でも、その言葉は、その場にいる選手にしか届けられません。
試合当日、
体育館へ向かうバスの中、
一人でイヤホンをつけている時間、
アップが終わり、試合開始を待つ数分間、
その瞬間、僕は隣にいることができません。
だったら、僕がいなくても、選手の背中を押せるものを作りたい。
そう思いました。
その答えが、「音楽」でした。
応援歌は世の中にたくさんあります。
「頑張れ。」
「諦めるな。」
「勝ち取れ。」
どれも素敵な言葉です。
でも、僕が本当に届けたい思いは、少し違います。
たとえ、勝負に勝てなかったとしても、
思い通りにプレーできなくても、
最終的に結果がどうであっても、
これまで積み重ねてきた時間には、何一つ無駄なんてありません。
だから、この曲は、「もっと頑張れ。」という歌ではありません。
「ここまで頑張ってきた自分を、信じてほしい。」
そんな歌です。
この曲を聴いた誰かが、試合前、ほんの少しだけ肩の力を抜けたり、
「自分はここまでやってきた。」そう思えるきっかけになれたら、
それ以上に嬉しいことはありません。
"You've come too far to doubt yourself."
ここまで積み重ねてきた努力は、あなたが思っている以上に、あなた自身を強くしています。
だから、どうか、最後は、自分を疑わない自分でいてください。
<次回予告>
Episode #3|「勝て」じゃない応援歌
なぜ『Already』には、「勝て」「負けるな」「諦めるな」という言葉を入れなかったのか。
この曲が目指した"応援"について、お話しします。
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SUODS Brand Concept 『進化の軌跡』
日々結果を追い求めて、葛藤する姿。
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〜現状維持は下降線〜
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